現在活躍中の人物を調べるには、(1)冊子体のレファレンスブック (2)CD−ROM (3)オンラインデータベースの3種類の媒体があります。
冊子体を利用する場合は、最新刊のものを選んでください。『日本紳士録』と『人事興信録』は隔年刊で交互に出版されるので、最新のデータを調べることができます。また、時事に関する人物が人名事典に収録されるにはタイムラグがあるため、時の人を調べるには、新聞や雑誌を利用するほうが便利です。『朝日年鑑』や『世界年鑑』などの最新版を利用してください。
実業界、政界、官界、教育界、芸能界などの各分野の代表的人物を対象。
政治家、民間会社の役職員、大学教授、宗教家や芸術家などの各界の主脳または中堅として活躍している人物を対象。家族関係や親戚・著書・研究なども掲載。
日本に関わりのある在日外国人も含む。
政治・行政、経済、文芸、美術など。在日外国人をも含む。
日本人に馴染みの深い外国人を収録。
20世紀に顕著な業績を残した西洋人を収録。
CD−ROMは、キーワードによるランダムアクセスが可能なため、冊子体ではなかなか引きにくい洋書の人名事典でも簡単に検索することができます。
「DNB」の略称で知られる英国の著名な伝記事典のCD−ROM。1990年までに没した人物を対象とした本体22巻と、1901年〜1985年に亡くなった人物を収めた補遺10巻を1枚に収めた。英国圏の著名人約4万人。
米国の著名な人物・伝記辞典のCD−ROM版。1928年創刊で、全10巻、補遺10巻分のデータを収録する。
マイクロ資料「German Biographical Archive」「British Biographical Archive」「ArchivoBiographico de Espana」「Portugal e Iberoamerica」の索引。
最新の情報は、オンライン情報検索で入手することができます。
(1)日経ニュース・テレコン全国の有力企業の役員・部長・次長に加え、中央官庁、政府機関関係などの人事情報を収録。日次更新。
平凡社の同名の事典を収録したもの。現在活躍中の人物、および1945年以降に亡くなった有名人(外国人を含む)を対象。年2回、6月と12月に更新。
現在までの、あらゆる分野の著名人約400万人の人物情報の手がかりを提供。人物事典や名鑑類700点の索引を収録。