図書館活用術
■ マイクロ資料の探し方
●マイクロ資料とは？
マイクロ資料とは図書や雑誌、古文書などの資料をマイクロ写真に撮影したもので、大量の資料をコンパクトに保存できるという特性があります。図書館ではフィルム（35mm 又は16mm）とフィッシュの2種類を所蔵しており、閲覧・複写をするには、1階レファレンス室のリーダー・プリンターという装置が必要です。
図書館で所蔵するマイクロ資料はかなりの数になっていますが、関西大学蔵書検索システム(KOALA)や冊子目録で充分に調べることはできません。マイクロ資料一覧又はレファレンス室備え付けの「マイクロ資料リスト（和文・欧文）」で検索してください。
マイクロ資料は一つの資料の内容が膨大なので、あらかじめ自分の見たい資料がマイクロ資料のどの部分にあるかを知る必要があります。新聞や雑誌などで日付や巻号などがわかっている場合は簡単ですが、そうでない場合は、マイクロ資料に付属した解説や索引などで調べることになります。現在ではCD−ROMで検索できるものもあります。
また貴重な資料でもマイクロ化されていれば容易に利用できますから、どんな資料がマイクロ化されているかを知ることにより効率的な文献探索が可能になります。