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KANSAI UNIVERSITY

文献の探し方

 統計データの探し方

●二次統計資料を使う

統計資料には、調査結果をまとめた一次統計資料と、その原資料を集めて編集した二次統計資料があります。 代表的なものとして、

  • 日本統計年鑑 総務庁統計局 第1回・昭和24〜 〔R*351*N3〕

    「日本統計年鑑」はわが国の最も包括的、基礎的な統計書です。わが国の国土、人口、経済、社会、文化など、あらゆる分野についての基本的な官庁統計を編集したもので、英文を併記しています。また、原則として過去5年分を調べることが可能な累年表もついていますので便利です。巻末には50音順の事項索引と、原典となった資料一覧が載っています。 戦前は「日本帝国統計年鑑」(第1回〜第55回・明治15〜昭和11年、第56回〜第59回は「大日本帝国統計年鑑」復刻・東京リプリント出版社 昭和12〜42年)として内閣統計局から刊行されています。

    <例>日本の将来の人口がどうなるかを調べるにはどうしたらよいか?
    日本統計年鑑の事項索引を「人口」でひくと、関連語の中に「将来人口」という言葉があります。続いてその事項が収録されている統計表番号などが記されていますので、そこから必要なデータを入手します 。

このように、総合的な二次統計資料には、簡単な情報が欲しい場合、ひと通りの統計が載っていますので充分間に合います。より詳しい統計が必要なときには、出典の注記によって、個々の原資料にたどりつくことができます。統計書は通常年間版ですので最新のデータが必要なときは、各主題別に雑誌として出版されている統計情報があり、これを補完することができます。

求めている統計データの分野がある程度限られる場合は、各主題の統計資料をさがすのも一方法です。また、各省庁が編集刊行している実態調査書、白書なども重要な資料です。

<例>
交通関係→「運輸経済統計要覧」
労働関係→「労働統計要覧」
総合年鑑→「朝日年鑑」「毎日年鑑」
地域別年鑑→「大阪府統計年鑑」
各主題の年鑑・年報類→「日本工業年鑑」「食料年鑑」「保険年鑑」

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