国書・漢籍を探すツ−ルとして次の目録類があります。
以上2点は、国初から慶応3年までの日本人の手になる書籍の目録。全国の主要な公私立図書館、各大学図書館および各地の文庫から広く収集している総合目録でもあり、編著者、成立年代、活字本などを記載。
国文学研究資料館提供のWeb版データベースで、上記「国書総目録」「古典籍総合目録」および冊子体未収録データを併せて検索できる。
帝国図書館(現国立国会図書館)所蔵の和古書を主に、既刊の15点の和漢図書目録などより抽出した図書を収録。
同文庫が所蔵する国書、和装本を総記、神祇、仏教など22主題に分けて編成。
明治以降に刊行された全集・叢書のうち、その細目の全部、または大部分が、国初より幕末までに日本人によって著されたもの(漢文を含む)を収める。
同資料館がマイクロ写真によって収集した日本の古典籍を収録した目録。
同文庫が所蔵する漢籍を四庫分類法により編成。
上巻が本体の分類目録、下巻が画引きの索引で書名通検と人名通検とからなっている。
本学図書館は漢籍の大きな叢書(シリーズ)をいくつも所蔵していますが、カード目録には、叢書に含まれているそれぞれの著者名・書名をファイルしていないものがあります。そのため、漢籍をさがす場合には、上記の目録などで、さがしている資料がどの叢書に入っているかを調べたのちに、その叢書が本学図書館にあるかどうかを確認するようにしてください。