図書館活用術
■ KOALA、目録類から検索する場合の注意事項
本学図書館の蔵書は、基本的には和漢書と洋書に区分し、さらに資料の発行形態から図書と雑誌とに分け、これに基づいて目録を作成し、資料配置の場所も決めています。
本文が日本語・中国語・朝鮮語で書かれたものは和漢書、その他の言語で書かれたものは洋書として扱っています。たとえば、日本で出版された資料であっても、すべてが英語で書かれたものは洋書として扱い、注釈など少しでも日本語で書かれた部分があれば和漢書扱いとしています。
＜例＞
英英辞典 → 洋書
英和辞典、和英辞典 → 和書
年報、または会議録など、雑誌と考えられるものでも、図書として扱っている場合もあります。
＜例＞
「日本心理学会大会論文集」 → 図書
「Proceedings of the American Society for Information Science」 → 図書
以上のことから図書館で資料をさがすときには、その資料の内容によって、和漢書からも洋書からも、また雑誌からもさがしてみる必要があります。
- KOALA
所蔵検索の道具として、蔵書検索システム（KOALA）は、便利かつ重要なものです。コンピュータで、図書館（総合図書館、高槻図書室）の蔵書と図書館および学内機関の所蔵する逐次刊行物（雑誌、年鑑など）を検索することができます。インターネットを通じて、図書館の外からも検索することができます。
オンライン目録については、『図書館HOW TO シリーズ No.18』に詳しい説明があります。わからないことがあれば、遠慮なく係員に尋ねてください。
- 冊子目録
図書の形態をとった目録をメインカウンターやレファレンス室に備えています。
- 文庫・特別コレクション目録
本学図書館蔵書の中には、一般蔵書と区別して、個人文庫を中心とした特別コレクションがあります。
なお、これらの文庫資料の中には、オンライン目録で検索できないものや、貴重書扱いとなっている資料も少なくありませんので、注意してください。 - 近世文書目録
本学図書館では、文書については大阪周辺の近世文書を中心に蒐集しており、整理されたものについて、目録を刊行しています。
※関西大学所蔵近世文書目録についてはこちらを参照。
冊子目録に収録されていない資料については、メインカウンター前に備えてある「近世文書仮目録」を参照してください。 なお、近世文書は、準貴重書または、貴重書扱いとなっています。
- マイクロ資料目録
本学所蔵のマイクロ資料（フィルムおよびフィッシュ）は、かなりの数になっています。レファレンスカウンターに備えてあるマイクロ資料一覧（和文および欧文）で検索してください。
- 文庫・特別コレクション目録